2010年03月02日
Venus400

理学療法士の学生さんの発表(症例報告)を聞いていて、その患者さんの「鏡文字」が気になりました。
レジュメにあるST(言語聴覚士)からの情報では世界が左右逆に見えているらしい。
まぁ、ちょっと同じ仕事をしているわたしからするとそれは大げさだと思うのですが、
どちらにしても字を書くときには、その方は全部左右が逆になっちゃうんです。
臨床4年の間にハッキリと症状が出ている人には2名会ったので、そこまで珍しい症状ではないのですが・・・
わたしは、今の彼にとっては「左右逆」という書字はごく自然なのではないかと思ったのです。
だから年齢的にも高齢だし、あえてリハビリで修正する必要はないと思うのです。
やるなら自分の名前くらいでしょうか?
だって、ハッセルを使ったときに「左右逆」が慣れないとどれほど大変か思い知らされたので、
左右逆の世界で普通に行動できている彼が信じられないんですもの・・・
だから彼は文字を書くときやちょっとした絵を描くときには鏡の国だけど、わたしたちから見ると逆さま
なんだけど、彼にとっては違和感はほとんどないのでは、彼にとっては異常事態ではないのでは・・・
と、思うのでした。
ちなみに、ピアノを弾く人と弾かない人の指の動きの違いなんかも脳と関連付けて研究すると、おもしろいんだろうなとか思いました。右手のドレミファ(親指スタート)と左手のドレミファ(小指スタート)で、違う指が同時に動いて行くのは左右対称な身体(まぁ厳密には違うますが)の構造からすると、本来の動きからは不自然なのです。

理学療法士の学生さんの発表(症例報告)を聞いていて、その患者さんの「鏡文字」が気になりました。
レジュメにあるST(言語聴覚士)からの情報では世界が左右逆に見えているらしい。
まぁ、ちょっと同じ仕事をしているわたしからするとそれは大げさだと思うのですが、
どちらにしても字を書くときには、その方は全部左右が逆になっちゃうんです。
臨床4年の間にハッキリと症状が出ている人には2名会ったので、そこまで珍しい症状ではないのですが・・・
わたしは、今の彼にとっては「左右逆」という書字はごく自然なのではないかと思ったのです。
だから年齢的にも高齢だし、あえてリハビリで修正する必要はないと思うのです。
やるなら自分の名前くらいでしょうか?
だって、ハッセルを使ったときに「左右逆」が慣れないとどれほど大変か思い知らされたので、
左右逆の世界で普通に行動できている彼が信じられないんですもの・・・
だから彼は文字を書くときやちょっとした絵を描くときには鏡の国だけど、わたしたちから見ると逆さま
なんだけど、彼にとっては違和感はほとんどないのでは、彼にとっては異常事態ではないのでは・・・
と、思うのでした。
ちなみに、ピアノを弾く人と弾かない人の指の動きの違いなんかも脳と関連付けて研究すると、おもしろいんだろうなとか思いました。右手のドレミファ(親指スタート)と左手のドレミファ(小指スタート)で、違う指が同時に動いて行くのは左右対称な身体(まぁ厳密には違うますが)の構造からすると、本来の動きからは不自然なのです。
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