2009年10月29日

話せないし字も書けないし身振りもほとんどできない患者さんのリハビリで、なんとか線が書けるようになったから鉛筆と紙を用意しました。すると、なぐり書きのような線をたくさん書き始めました。しばらくして、なぐり書きの中に「___子」という字が見えました。あれ?名前かな???
名前?と聞くと、うなづく。
自分の名前書いてみたの?と聞くと、わたしの腕をぽんぽんとたたく。
え、わたし? うなづく。
脳出血で倒れて初めて練習した文字の中にわたしの名前を書いてくれたなんて。
半年間、「わたしの名前覚えた―?」ってよく聞いていました。そのたびにうなづいてくれるけど、
名前を言ってみようとすると文字数が合わないし・・・なかなか人の名前は記憶できないんだろうなぁ~と思っていました。
実際に書いてくれた文字が合っていたかというとそれは難しいけど・・・どこまで正確かとか、そういうのあまり関係ないなって思いました。
というわけで、公園で一緒に撮った写真を貼り付けます。
明日もまたいろいろ話そうね。
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